FRIENDSHIP FARM #5
の音wines / 長野県千曲市
1800年代から今も変わらずフランスを拠点に、農家のための長靴を生産し続けている「AIGLE」が”SOIL=TOI”(土とあなた)という理念のもと、国内の“土”と共に生きる様々なスタイルをもった農家の方々を紹介します。大地と共に生きる、地球人として自然と共生する、そんな大きなテーマを考えるときのヒントやきっかけがそこにはあります。
長野県北部の山間に位置する千曲市倉科に、依田研一さんご夫婦が営む「の音wines」という、人気のワイナリーはある。最近、よく耳にする自社栽培による葡萄をつかったオリジナルの国産ワイナリー、その現場を見てみたくなって冬の長野に車を走らせた。
まだ雪は積もっていない、吹雪いてもいない晴れ間のある12月、車を走らせながら、千曲川の流れる千曲市に入る。そして“杏の里”の看板が立ち並ぶ倉科の街の小高い山の麓に広がる葡萄畑、その葡萄の丘を登った、丘のてっぺんにまだ真新しいワイナリー施設と、古民家を改装して作られた素敵なカフェが並んで顔を出しているのが見えてきた。地域の特性を活かし、地元の文化やコミュニティとの繋がりを大切に、自然と調和したワイン作りを実践している「の音wines」の依田夫妻にここまでの経緯やこれからのこと、いつものような雑談が始まった。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
