うるおいの春の雨が降るころ 穀雨

2025.05.07

信州千曲倉科地区の【の音wines】では、山が淡い緑に輝きはじめました。

「虹が太陽を包んでいたから思わず撮ったよ」

「空に、よく気付いたね」

「巻きひげを切ってたら目に入ってきたんだ」

「硫黄の臭いが強烈なんだね」

「そう、体に染みついちゃうほど!だから効くんだけどね」

「苗木を毎年植えてるけど、来年もまだ植えるの?」

「10年間植え続けてきたからもう、だいぶ埋まってきたよ」

「白ぶどうのアリゴテって言ってたけど、なんでこの品種を植えるの?」

「酸っぱそうだからだよ。そしてずっとトライしたくてやっと手に入ったんだ」

「わたし、一日中穴を掘ってたからテニス肘になったかも」

「労災だ!ごめん」

「人が集まるワイナリーにしたいんだ」

「この農村の豊かさを僕らだけで独り占めすることに、何の好奇心も刺激されないよ」

「【焚き火の音】モニター体験会にみんな来てくれてよかったね」

「テントだって張れるじゃん、キャンプも楽しめる!」

「新しいお部屋ができたみたい」

「やってみたかったんだ、藁焼き」

「鰹の旬、高知の鮮魚屋さんにご縁がある、稲藁も燃やし尽くせないほどある、みんなが集まってくれる…これでもてなしてみたいと思い付いたんだ」

「いいフォーク見つけたね!」

「ロゼワインに空色が溶け込んでる」

「え、鰹もう終わり!?美味しく食べてくれたならよかった!」

「【焚き火の音】に集まる仲間が嬉しくて」

「多くの方に足を運んでもらえるように、これからひとつひとつ積み重ねていこうね」

「表情険しすぎない?」

「芽欠きはとても重要なんだよね、どの芽を残すか、あとタイミングも。つい真剣になっちゃう」

「さて、立夏・りっか」

「夏の字がもう!」

そら豆 いちごジャム しらす 竹の子 実山椒 なまり節 ドクダミ

「芽欠き、草刈り、消毒もはじまる。ワイナリーでは瓶詰めや澱引きもやっていくよ」

よい日々になりますように

依田研一
Grower
の音wines

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