今日はトマトを定植しました。
ちょっと苗作り失敗しましたが… 品種はアロイトマトです。
就農当時はこれでやっていこうと始めたトマトですが、今では利益を上げることは考えておらず、
基本的には自分たちが食べるために栽培しています。
これまでやってきて思うのは、お米以外でここまで専門性が高く、研究されている野菜はそう多くないんじゃないかということ。
それに加えて、消費者もトマトの味にはかなりシビアで、好みもはっきりしている。
それくらい食味に幅のある野菜だと思います。
実際、多少価格差があっても、美味しいものがちゃんと選ばれていく。
就農するかしないかの当時、離農した直後のおじさんに教えてもらいながら、トマトを約20種、500株ほど植えましたが、
美味しいと言えるものはできませんでした。
県の職員の方に食べてもらったときには、「こんなまずいトマトは食べたことがない」と吐き出されてしまって。
自分たち自身も同じ感想だったので、恥ずかしさと申し訳なさが残りました。
当然、1円にもならず。。。
というより、販売する気にもなれませんでした。
今振り返ると、完全に甘く見ていたなと思います。
そこから試行錯誤してやっていく度胸も覚悟もなく、新規就農に向けて軌道修正していくことになります。
ただ、その失敗があったからこそ、
ひとつに固めるのではなく、考えながら変化していくことに拘るようになりました。
歳を重ねれば、若い頃にできていたことも、いつかできなくなっていきます。
例えば配達ひとつ取っても、若いうちはできても、年を取ってから同じことを続けるのは現実的ではない。
農家はデスクワークや肉体労働と違って息が長い仕事です。
だからこそ、いかに続けていくかを考えながら走ることが重要だと思っています。
毎年同じことはしない。
少しずつでも変えていく。
そういうことを大切にしています。
給付金を申請したり、就農に至るまでにもいろいろありましたが、その話はまた次回に。
夢みたトマト
2026.05.19
