植物ってすごい!

2026.06.02

あっという間に6月。
日増しに日が長くなってきて気温は30℃近くになり、夏の訪れをすぐそこに感じます。畑は野菜たちの生長スピードが一気に上がり盛り上がっています。


初夏の代名詞ズッキーニ。大きな葉っぱで太陽光を受け止める!

今回は僕が農業を始めて「植物ってすごい!」と思ったことの一つ、光合成について紹介させてください。なにしろ学生時代ちゃんと勉強しなかったので光合成って何なのかさっぱり知りませんでした・・・光合成を式に表すと以下のものです。

【二酸化炭素 + 水 → 炭水化物 (CO2 + H2O → CH2O)】

簡略したものになりますが、要は植物は光合成をして「炭と水が化けたもの=炭水化物」を作り出しています!炭水化物と言うとどんなものを思い浮かべるでしょう?

米や芋、パンや麺とかが浮かびませんか?そうです、炭水化物は僕たちが活動するために必要なエネルギー源(=糖)なんです。

なんと植物はこの二酸化炭素と水を結合する時に太陽のエネルギーを閉じ込めて、エネルギーのある物質を作り出します。下の図のようなイメージです。


以前に作った冊子内の光合成の図


もちろんこれは植物自身が活動するためのエネルギーであり、植物体を作っていくための材料なのですが、この炭水化物があって初めて僕たち人間を始め、虫も鳥も動物も微生物も活動することができるわけです。たしかに炭水化物というと米や芋がまず頭に浮かびますが、どんな野菜だって葉っぱだって含んでいるし、花の蜜だって含んでいて、よくよく観察しているとたくさんの生き物が日々それらを食べるためにせっせと動き回っています。もっと幅広い意味でのエネルギーにもなっています。木は燃えますよね?燃えて熱エネルギーになります。石炭は3億年前の木が化石になったものだそうですが、これだって大昔に植物が捕まえた太陽エネルギーを活用しているわけです。今度キャンプに行ったらぜひとも焚火を見ながら「おお、今俺の目の前で太陽のエネルギーが放出されている!」と植物の活動に思いを馳せてみてください(笑)。

「植物がいかに旺盛に光合成できる環境を作り出せるか」これは農業をやる上で最重要事項の一つです。
春になり夏が近づくと、日も長くなり雨も降り気温も上がります。植物もそれに合わせてたくさんの炭水化物を作りだすので、他の生き物たちもより活動することができます。畑でそんな生き物たちのエネルギー爆発を見ながら心底思います。
植物ってすごい!
そして農業って面白い!

川崎亮太
農家
HATAKEYA

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